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2008年 12月 31日
このblogでは「これが好っきやねん、文句あっかーー!」をポリシーに、独断と偏見で『ワシが好きなSalsa』のみを紹介してます。「あんたの耳おかしい」「偏り過ぎ」など文句いいたい人もいるかもしれませんが、そこのところは目をつぶってください。
DVDなど映像関係は、内容より『突っ込み』中心になりますので、ご了承くださいませませ。 << 追加 >> 日頃聴いてるサルサの感想はこちらのブログにてぶちぶちつぶやきます(笑) かなり勝手な事書きますが(ここも十分勝手な事書いてるけど)、それでもよかったらどうぞ。 http://boricua.seesaa.net/ #
by boricua
| 2008-12-31 00:00
2005年 07月 13日
少年のような張りのある声の持ち主のLalo Rodriguez。『声に勝る楽器は無い』 ラロの声はそう断言できる歌手の一人。彼はラティーノの間だけでなく、日本にも結構ファンが居ると思うけど、1988年に出たアルバム『Un Nuevo Despertar』の”Ven Devorame Otra Vez”という曲は、ラティーノ達にも良く知られている。サルサを踊るだけの人でも、この曲ぐらいは聞いた事があると思う。でもここのブログではあえて紹介しない(笑)
ラロの経歴はMachitoで歌った、Tommy Olivenciaで歌った、Eddie Palmieriで歌った~~って、全部持ってる訳で無いし、順番も頭に入ってる訳で無いので、ここら辺は詳しい人に任せるとして、まず万人向けで完成度の高いアルバムから。1980年に出た『Sinpremente... Lalo』、1982年(?)の『Nuevamente...Lalo』どちらも甲乙付けがたい。ただ単に好みでここでは『Nuevamente...』を載せるけど、とにかく最初から最後まで抜け目の無い、何年経っても聞いて飽きない素晴らしいアルバムっす~。でもね、でもね、この『Nuevamente...』マスターの音も素晴らしいんだけど、レコードの雑音から解放~~っと思って、以前CD化されたのを買ったはいい。しかし「ガーーーーーーーーーーーーン」ジャケットだけでなく曲順までもが変わってる~~(泣)これは曲順まで計算された素晴らしいアルバムだったのに、曲順変えちゃ台無しじゃん~~。という訳で、アナログの曲順に焼きなおして聞いてます~~、もうっっ(笑) もう一枚、ワシのお気に入りのアルバム、『El nin~o, el hombre, el son~ador, el loco』(1985年)。これはCD化も全くされてないし、ベスト盤にも一曲も入ってない。もしかしたら、発売時に一回だけプレスされただけではないのかと思ってるんだけど、本当のところはどうだろう?本人が封印してしまったのだろうか?ボレーロとプエルトリコの土着リズム、ボンバとプレーナだけで構成され、サルサはナシ。どういう経緯で作られたのかはわからないけど、初めて聞いた時(入荷前に知人にもらったテープだった)あまりの壮大さに鳥肌立った覚えがある。フルオーケストラでストリングスが美しい反面、か~~~~なり荒削りな上、力任せに歌い上げるラロ。未だに聞くたびに胸が締め付けられ、世界に入ってしまうと涙がボロボロ出てくる。これがもし計算され尽くしたアルバムだったら、ここまで思い込めないかもしれない。 さてこのアルバムの入手状況ですが、『Nuevamente...Lalo』は1度CD化されてるし、ベスト版にでも何曲か収録されてるよう。しかし『El nin~o....』、これはもう絶望的かも。ファンでも持ってる人どれだけ居るのだろう?まあここに紹介したアルバム以外でもいいですよ~~ん。 #
by boricua
| 2005-07-13 08:23
| Lalo Rodriguez
2005年 07月 10日
セクシーで色っぽくて、背後から囁かれたい声ナンバーワン(オマエだけだと突っ込まれそう・・・汁)の"El galan de la salsa"『サルサの美男子』事Roberto Lugo(ロベルト・ルーゴ)。え!?どこが美男子なんて言わないでぇ~~。ワシマジでこのタイプ好きなんだいっっっ!まあ美男子かどうかはいいとして、ロベルト・ルーゴと言えば、ほとんどのサルサファンはLuis "Perico" Ortizで歌ってた歌手との印象持つだろう。ロベルト・ルーゴ自身がペリーコで歌ってた事を看板にしてるのか、呪縛になってるのか知る良しもないけど、ワシにとって魅力のあるソロ歌手の一人である。
1988年に出たベリーコから独立して最初のアルバム『Esto es...』は話題にもなったし、持ってる人も多いと思う。中々硬派でキレも良くカッコ良く、しっかりペリーコの流れ受け継いでる(というかJohnny Kentonがコロで参加してるせいかも)。ロベルト・ルーゴ のアルバムの中で他人に薦めるとしたら、まず『Este es...』を第一に挙げると思う。 しかしワシが未だに聴き続けている大好きなアルバムは1987年に出たセカンド。ビブラフォーンとトロンボーンとバリトンサックス、女性のコーラスで構成され、ちょっと異色でうっとりするほどロマンチックな音作りになってる。サルサロマンティカ大好き人間にとってたまらない一枚、いや、サルサロマンティカのような甘さはないなあ~。むしろ女性を口説く時に、これがバックグラウンドで流れてたら絶対落せるぞ~~~ってな感じ。マタマタオマエだけだと突っ込まれそう・・・。だから同じ感覚を持ってる人間が誰一人と居なかったんだってば~~~~~(爆)余談はいいとして、特にチャチャチャのナンバー『Romantico』なんかそのまんじゃんと思いつつ、今も夢心地にさせてくれる大好きな曲である。 とにかく彼が 「えらもーる、えらもーる、えらもーる」(愛、愛、愛)、 「べそー、べそー、べそー」(接吻、接吻、接吻)、 「せくそー、せくそー、せくそー」(性交、性交、性交(爆))、 なんて言葉連発して歌ってくれちゃうと、もっとやれ~~と思ってしまう。これ同じ事Luis Enriqueがやったら、思わずぶん殴って100年の恋も一瞬で醒めちゃいそうだけど、ロベルト・ルーゴならこってこてに油ぎって、ギトギトすればするほど嬉しい(笑) その後、1989年に『Hecho a la Media』、1991年に『Aqui estoy yo』がMPレーベルから出てるけど、これらは当時のサルサロマンティカの流れそのまんまの音になってます。 そして2004年『Mi Bandera』をリリース。手に入った時は嬉しくって飛び上がっちゃったよ~~。ちっと髪の毛が寂しくなってます。"El galan de la salsa"のキャッチフレーズもなくなりました(爆)とりあえず一曲目の『Mi Bandera』を聴いたら、なかなかカッコいい。また硬派に戻ったかな?と思ったけど、なんか曲毎に少しずつロマンティカ路線に戻っていきます。聴いていくうちに「なんか聴いた事ある曲だな~~」と思ったら、『Hecho a la Media』と『Aqui estoy yo』から一曲づつ、再録でなく、昔のまんまで収録。出血大サービス(笑) 1991年の『Aqui estoy yo』から13年、ワシには彼の活動状況がわからない。もしかして知らない間にアルバム出してたかもしれないけど、ネットで検索する限り、アルバム出した気配ナシ。という事は彼は自分で曲も作ってるから、もしかしたらロマンティカ時代からずっと曲を溜めてたのではないだろうか?ファンとして色々想像を膨らませてます。 最後に手に入るかというと、最新の『Mi Bandera』はスペインのENVIDITAレーベルから出てるのは、比較的手に入り易くなってるよう。その他のアルバムは『Aqui estoy yo』以外は元々アナログで、CD化されて多少は流れてるみたいだけど、かなり稀少価値っぽそう・・・。どのアルバムでもいいですから、見掛けたら是非手に取って、出来たら聞いて、こってこてのロベルト・ルーゴワールドに浸ってください。 #
by boricua
| 2005-07-10 21:00
| Roberto Lugo
2005年 04月 17日
もうそろそろ本音つーかワシならではの世界に入りまひょか(笑)
もし人がワシに「サルサで一番好きなアーティストは?」と聞かれたら、みんな好きだけど(極一部だけどど~~しても受付ない物がある)、答えてるのがRubby Haddock(ルビー・ハドック、スペイン語だけどHを読む)である。するとサルサを聞いて間もない人はそんなの知らないという反応とは対照的に、長いサルサファンには「ああああ・・・」と言うような反応が返って来る。その意味は「もう引き返せないプエルトリコサルサ病重症患者(笑)」って意味を含んでるのかもしれない。 Rubby Haddockはトロンボーン奏者&バンドリーダー。プエルトリコでどのような位置であったのかというと、ヒットチャートに載るような派手な活動で無く、80年代のサルサの活動状況からすると、お祭りなどでコンスタントに演奏活動する典型的な地元密着型のバンドだと想像出来る。今回紹介する彼のアルバムを聴くと、本当にプエルトリコの風景が広がってくる。それもプエルトリコの夜、汗がじんわりとにじむ熱帯夜、ビーチではなく熱帯植物が茂る山の中、鉄格子(窓やドアは空けて鉄格子で戸締りが普通)の隙間から夜風が家の中に入って来る。外に出ると遠くに町灯りが見え、その灯りの元には愛する人が家族が居るのであろう・・・、と。 そんなRubbyとワシの最初の出会いは『unlimited』(写真中)。サルサを聴き初めてそれ程経ってないまだ手探り状態の頃、まだ10代(!)で小遣いも少なくナニ買うか迷ってた時、当時サルサを扱っていた新宿のS堂のK氏(ワシにとっては師匠の一人。お元気ですか?)のオススメで選んだ物だった。「良いジャケットのアルバムは間違いなく良いアルバム」と言われてたけど、なにやら星だけが描かれてるだけのアルバム、ハッキリ言って誰からか薦められなければ絶対買うことなかったであろう『しょぼいジャケット』。でもこれが大当たり!!演奏はバックがとても厚く、最初から最後まで心地よいテンポで一気に疾走する感じ。全曲佳作以上だし、バランスもいい。ボーカルのRaul Carbonell hijoもいい味出してマス。 『unlimited』がメチャクチャ気に入った後、1985年に出たアルバム『The Entertainer』(写真下)、新譜として入荷(?)の時点で迷わず購入。これを聴いた衝撃は凄かった。サルサの最高傑作とまではいかないけど、とにかく20年経った今でも聴くと涙が出て来る、それほど胸が締めつけられる、それこそ墓まで持って行きたい、とにかくワシにとってもうサルサを聴く事が止められない事が決定的になった一枚となってしまった。あんな小さな島からこんなのが出てくるからサルサ止められない。 このアルバムはプエルトリコの代表的なボーカリストTito GomezとPedro Arroyoをフューチャリングして、たまらなく切なく美しい。特にA面の1曲目からB面の1曲目までもう絶妙。プエルトリコの哀愁漂うPedro Arroyoと弾けてるTito Gomezのバランスがいい。こんなトップ歌手が1バンドの中に共存出来るのもサルサならでは。余談だけどTito Gomezはその後、コロンビアのGrupo Nicheにイキナリ参加。当時の歌唱のみずみずしさといい、数少ない当時の日本のサルサファンの間でも話題になりました。 そこまでツボにはまってしまったRubby Haddock、こうとなったらレコード屋にポツンと置かれてた『unlimited』以上にしょぼいジャケットのアルバム『De Regreso』(写真上)を買うに至った流れは当然かも。またまたそれも『unlimited』以上に気に入ってしまった。泥臭いとは違う、足が地に付いてる。それはボンバ等プエルトリコの土着リズムを取り入れてるせいかな。それでいて華やかさはそのままである。 その後もRubby Haddockは自主レーベルでバックの厚さはそのまま維持し、その時代に合ったサウンドでコンスタントにアルバムを出し続け、ワシを楽しませてくれた。そんな中1992年のアルバム最後に全く音沙汰なくなってしまった。風の噂によると、音楽業は止めてしまったらしい。プエルトリコサルサ全盛期で数々の傑作を出した80年代。90年代に入り、ダンスが注目され、ビジネス的には大きくなった反面、経費が掛かるビックバンド形式のバンドや地元密着のドサ周り中心のローカルバンドは続ける事がかえって困難な時代になってしまったのであろう。彼と話した事あるけど、大変真面目な人である。そんな人だからこその苦肉の決断だろうと思う。でもいつか復帰する事を願わざる得ない。 さてここまで書いておいて聴く機会あるかというと、アナログ盤のみで恐らくCD化はしてないと思うし、今後もかなり困難だと思う。中古屋でアナログ盤でもなんでも見掛けたら、是非手に入れて聴いてみてくださいな~~。 #
by boricua
| 2005-04-17 18:49
| Rubby haddock
2005年 03月 21日
Raphy Leavittの2枚組の音楽活動30周年記念ライブアルバム。『貧しいプエルトリコの心』を歌い続けてた彼らだけど、今では経済的にも豊かになり、靴が買えない子も見かけなくなり、若い世代には忘れられた感があるようだけど、どっこい彼らはまだまだ頑張っています。
数々の音楽を聴いていると、そのアルバム全体より、この一曲、いやこの1節だけでも聴く価値あり、出会って良かった、という事が度々ある。正直言ってこの2枚組CDの内容は長い。かなり長い。でも一番最初の曲、『Somos el son』でビブラードバリバリ一度聴いたら忘れられない声の持ち主ボーカルのSammy Marreroがヒバロ調に変わり"si con mi son arrancamos~"と高らかに歌った瞬間、ぶわっと鳥肌が立った。たったこれだけで「このアルバム買って良かった~」と思わせるほどカッコイイ。そのまま最後までグイグイ引き込まれます。そのSammy Marreroは見た目は正直言ってチョビンです。そうハゲチョビン。それでもホントカッコイイ。 そんなSammyに個人的にエピソードがある。プエルトリコのLoizaというところで彼らの野外ライブ見たことがあるけど、その時急に雨が降ってきて、一旦演奏中止。その時、Sammyが一人舞台に立って『Lluvia(雨)』をアカペラで歌い出した。ワシは舞台のまん前に陣取って見てたんだけど、あまりの迫力に感動。観衆も拍手大喝采。本当にカッコ良かった。でもハゲチョビンっす。 アルバムの話に戻るとして、実はワシはライブアルバムが苦手なんだけど、シャキシャキと絞まった演奏は爽快だし、これはその苦手を吹き飛ばしてしまうほど気持ちいいです。まあ欲を言えば、映像で見たかった~~。CDに載ってる名曲『Payaso(ピエロ)』の曲に合わせてピエロに扮したSammy Marreroの写真だけなんてさみしいよ~。 #
by boricua
| 2005-03-21 09:19
| Raphy Leavitt
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